2025年3月6日 営農指導事業実践発表会でJA鳥取いなば国府支店営農経済課の多田圭佑さんが最優秀賞を受賞しました
JA鳥取県中央会は3月5日、鳥取市のホテルモナーク鳥取でJAグループ鳥取県下営農指導事業実践発表会を開きました。県内JAより選抜された営農指導員5人が模範となる営農技術や持続的な産地振興に向けた実践的な取り組みを発表しJA鳥取いなば国府支店営農経済課の多田圭佑さんが最優秀賞を受賞しました。多田さんはことし夏頃に広島県で開かれる中国地区JA営農指導員交流集会に県代表として出場します。JA・連合会の役職員、鳥取県経営支援課など40人が参加しました。発表者はみどりの食料システム法を踏まえた水稲栽培における畜産堆肥や、石炭灰入り堆肥を活用した生育・収量調査や、畦畔草刈り作業の労力低減とコストの比較、白ネギの反収アップに向けた品種別調査、「東郷梨」ブランドのさらなる産地振興に向けた梨団地の造成などを発表しました。
多田さんはブドウ「万葉のしずく」ブランドの持続的な産地の発展に向け圃場の団地化や若手生産者の育成では家庭教師制度の導入などを通じて、販売高が目標達成し農業者所得の向上につなげている取り組み成果を発表しました。
JA鳥取県中央会谷垣重彦専務は「生産者と直接対話し、解決策を提案できる立場にある営農指導員として、生産者とJAとの関係性の質を高めJA事業の利用につなげられるよう期待しているし、自信を持って取り組んで欲しい」と激励しました。
その他の受賞者は次の通り(かっこ内はJA名)。
優秀賞=小林祐樹(JA鳥取中央)、小谷広空(同)、山根憲太(鳥取西部)、石原由妃加(同)