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2024年6月18日   JAグループ鳥取トップセミナー JA鳥取県中央会

 JA鳥取県中央会は6月18日、倉吉市のエースパック未来中心でJAグループ鳥取JAトップセミナーを開きました。ジャーナリストの浜田敬子氏とJA全中の顧問弁護士を務める中島肇弁護士が講演しました。男女の格差や労働力不足が深刻化する中、持続的なJA組織の発展や不祥事未然防止につなげようと県内JA・連合会の役職員約130人が参加し、意識を高めました。


 浜田さんは、女性だから、男性だからという性別による無意識の思い込みが持続的な組織の発展の阻害要因になりうるとし、多様な人材を積極的に受け入れ、意見を取り入れていくことが、若い世代や女性など優秀な人材が集まりやすいと訴えました。さらに、同質性の高い組織は不正や不祥事の発生リスクが高いとし、「女性をはじめ多様な人材が働きたいと思える職場環境づくりを心掛けることが組織の発展につながる」と話しました。

 中島弁護士は「不正を防止・牽制するために管理者はどこを見るべきか」と題し、組織の内部牽制の仕組みを過去の不祥事の事例から考察。取引の実在性確保など、現場を確認し業務フローを把握することが最善の不祥事未然防止と話し、参加者は理解を深めました。


 中央会の栗原隆政会長は「JA不祥事が大型化する中で、内部管理態勢を再確認し、JAグループの結束につなげたい」と期待を込めました。

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