2024年11月29日 県農業再生協議会総会で来年度の米生産数量目標を決めました
県農業再生協議会は11月28日、鳥取市で2024年度第2回県農業再生協議会総会を開き、25年産米の生産数量目標を決めました。米価上昇などをふまえ、県全体の目標は6万2925~6万104㌧とし、中間値の6万1515㌧を目安に設定。面積換算では1万2235~1万1692㌶で目安は1万1963㌶としました。25年産と24年産中間値の目標対比は、1152㌧増、面積221㌶増となります。
同協議会の栗原隆政会長は県内主食用米の作付面積が減少傾向となっていることにふれ「県内で必要となる主食用米の作付面積の確保にしっかりと努め、25年産は主食用米の増産に取り組みたい」と話しました。
国の25年産主食用米の生産見通しが24年産実績と同水準の方針が示されたため、県内の生産数量は昨年と同様に米の販売計画に基づいた主食用米作付面積の確保や、需要に基づく主食用米と飼料用米などの非主食用米のバランスを考慮しました。25年産の生産数量目標は、①各JAが販売計画に基づき作成した生産数量と②国が示す生産見通しの間としました。
全ての市町村で24年作付面積が25年産米生産数量目標の最小値を下回っていることから、最大値の目標に近づくよう各地域で作付け調整を強力に進め、必要な主食用米作付面積の確保に努めることを確認しました。